ロシアがバフムトで非人道兵器「白リン弾」使用か、ウクライナメディア「都市が地獄の灼熱に」

ウクライナ東部の激戦地バフムトで、ウクライナメディアは、ロシア側が「白リン弾」を使用していると報じた。ウクライナメディアは、「都市を地獄と灼熱(しゃくねつ)の砂漠に変えようとしている」として、ロシア軍が9日の対ドイツ戦勝記念日までにバフムトを制圧するうえで、白リン弾を使用していると伝えた。

ウクライナ側は、ロシア軍が2022年5月、南東部マリウポリの製鉄所を制圧する際にも白リン弾を使用したとしている。

白リン弾は、化学兵器禁止条約の対象ではないものの、重度のやけどを引き起こすことから非人道的と指摘されている。