
愛知県蒲郡市では、GW中の5月4日も潮干狩りを楽しむ多くの家族連れ客らが訪れていました。潮干狩りと言えばアサリ。漁獲量は、愛知県が全国1位なんです。
しかし潮干狩り客からは「毎年来ているけど年々少なくなっているような気がする」との声も。漁師歴43年のベテランに聞いても…
「今年は過去にないほど少ないですね。去年の半分以下ですね。つらいというか、死活問題ですけどね」(蒲郡漁業協同組合 酒井正一さん)
アサリの漁獲量は実は年々減少しているといいます。愛知県では、2011年の漁獲量は、1万6703トンでしたが、2021年には、2364トンまで減少。そのため、潮干狩りを休業したり、開業日数を減らしたりする場所もあります。
愛知県水産試験場によると、アサリが激減した理由は、「海がきれいになりすぎた」ことだといいます。これまで、国や県などは、海をきれいにするため、海に流す排水の「窒素」や「リン」の量を規制してきました。
しかし、その影響でアサリなどの餌となる植物プランクトンが減り過ぎてしまったことで、アサリの数も減ってしまっていると話します。
「三河湾に栄養素が非常に流れ込んできていたんですけども、それが近年非常に減少してきているということがわかっています。なので、餌が減ってきて、アサリが痩せてきて、アサリの活力が減ってきて、それが資源減少に影響を与えているのではないかと考えています」(愛知県水産試験場 主任研究員 日比野学さん)
そこで愛知県は減ってしまったアサリを増やすためある実証実験を進めています。下水処理場の「矢作川浄化センター」では、実験的に「窒素」と「リン」の量を規制値の上限まで緩和し、エサとなる植物プランクトンが増えるよう放流しています。
「昔は本当に下水って言えば、浄化してきれいにして出すのが使命っていうのがありましたけど、最近は“豊かな海”っていう議論がされてますんで、そういったものに貢献できるような、ちょっとでも漁業者に、いい影響があるといいなと思っています」(愛知県下水道課長 藤村尚治さん)
https://www.nagoyatv.com/news/?id=018607
引用元: https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1683192728/
人間社会もある程度薄汚れてた方がいいんじゃないかw
潔癖症が少子化の一因になってる可能性はあると思うよ
子供がいると汚れるのは当たり前だからな