ウィルには書面で弁明の機会が与えられる。アカデミーは4月18日の次回理事会で処分を決定する可能性があるとしている。また授賞式でウィルは退場を求められたものの、拒否していたことも明らかにした。
ただこうしたアカデミー側の姿勢に対しては、「ウィルに厳しすぎるのでは?」という声も多い。そもそもの原因は、ウィルの妻ジェイダ・スミスの短髪をクリスがイジったこと。ジェイダは脱毛症に悩まされ、昨夏ごろから短髪にしていた。もちろん暴力はいけないことだが、病気のために短髪にしている妻を笑いものにされたら怒るのも無理はない。
これについて「クリスには差別的な発言に関する〝前科〟もあるのでね」と言うのは映画関係者だ。クリスは2016年、アカデミー賞授賞式で司会を務めたことがあるが、その場でアジア人に対する差別的なジョークを発し、問題になったことがあるのだ。
これはアカデミー会員の投票を集計したアジア人の子供たちを紹介する際、「アジア人は数学が得意」というステレオタイプに基づいた寸劇を披露。さらに「このジョークに怒るなら携帯電話を使ってツイートすればいい。その携帯もアジア系の子供たちが作っているだろう」と話した。
これに対して台湾のアン・リー監督など、アジア系のアカデミー賞会員が連名で映画芸術科学アカデミーに抗議したところ、「今後の授賞式では、それぞれの文化にもっと配慮するよう全力を尽くします」と謝罪のコメントを出している。
「こんなことがあったにもかかわらず、アカデミー賞はまたクリスをプレゼンターに起用した。差別的な発言をする人物と分かっていながらオファーしたわけだから、クリスに厳しい処分を下すわけにはいかない。だからウィルの方に厳しい姿勢を見せているように見えるのでしょう」
果たしてどんな処分が下されるのか。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1ae9f8347aadb21e96e887ad847569fb19c6875d
引用元: https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1648760053/