15日付の米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)によると、ワリエワからは禁止薬物トリメタジジン以外に、心臓疾患の治療に使用される「ハイポキセン」「L―カルニチン」が検出されたことが明らかになった。ともに禁止物質ではないが、ダイエット効果がある「L―カルニチン」は注射などによる制限値を超えた投与は禁止。心臓への酸素供給を助ける「ハイポキセン」は米国反ドーピング機関(USADA)が最近、禁止薬物指定を訴えて実現しなかった。
USADAのタイガート委員長は3種類の薬を組み合わせた服用の利点を「持久力の向上、疲労の軽減、酸素消費効率の促進」と説明。世界反ドーピング機関(WADA)は、2種類の薬物検出はトリメタジジンを誤って摂取したとのワリエワの主張と合わないと指摘している。
アスリートの薬に対する意識について聞かれた安藤は「特に五輪に出るくらいの実力の選手というのは、もう10代、彼女くらいの頃から少しずつ勉強だったりとか、興味がある選手は気をつけたりするのは、日本は当たり前ですね。
ただお国柄というか、どういうふうな教育をされているかっていうのもあると思います」と自身の考えを述べた。そして、ワリエワが使用したとされる薬物について「持久力を上げるっていうところの作用があるというか、そちらを強化するっていう面では、もしかしたら効果があったかも知れないです。
ただ一つ言えるのは、彼女の技術力ですね。ジャンプとかスケーティングの美しさとかポジションには関係ないので、これがなくても実力のある選手なので、ちょっと残念だなとは思いますね」と自身の受け止めを話した。
これにMCの恵俊彰が「ただフリーになってくるとかなり時間も長くなる。そういう意味での持久力をつけたい、補いたいみたいな部分はどうなんですか?」と聞くと、
「そうですね、持久力はつけたいとは思うんですけれども、ただ持久力があるからといって技が成功するっていう競技ではないんですね、フィギュアスケートっていうのは」と言い、「彼女もショートプログラムのトリプルアクセルで、全く疲れてないところでミスをしましたし、羽生選手のように不運で失敗する可能性もありますし、持久力があるからといってノーミスができるっていう、そういう簡単な競技では、フィギュアスケートはないよっていうところだけは同じアスリートとしては言ってあげられるのかなって。
ただちょっとドーピングって面では、やはりスポーツマンシップというところでは、やってはいけなかったなというふうには思います」と自身の思いを話した。https://news.yahoo.co.jp/articles/d5a71684c2b70d322013b9ca5d1b03b0e2305684
引用元: https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1645098203/